受検者比率「級別よりテク、テクよりクラが多い」基礎スキー界の今後

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うな吉
うな吉

いつも当ブログにお越しくださいましてありがとうございます

シーズンも徐々に後半戦となり、目標としてる資格やバッジテストに挑戦されてる方も多いと思います

そんな中、今日は受験者比率にスポットを当てて記事を書きたいと思います

それではスタート

受験者比率から基礎スキー界を見る

基礎スキーヤーだったら多くの人が憧れる級やプライズ

たぬ子
たぬ子

単に「上手くなりたい」という抽象的な目標より、「1級を取りたい、クラウンを取りたい」という具体的な目標の方がやる気がでるよね

今と昔

まずは級別テストやプライズテストの開催回数の今と昔を比べてみたいと思います

たぬ子
たぬ子

全国各スキー場やクラブで開催される回数ね

級別テストに関しての開催回数は、昔に比べてどこもだいぶ減りました

ネコ吉
ネコ吉

以前はクラブ単位でも結構やってたと思うんだけど、最近は少なくなったし

また自分が受験しまくったバブル期ころ、八方尾根では毎週2回(月曜と木曜)級別テストが行われてたんだよね

たぬ子
たぬ子

毎週2回って相当な数よ

平日にもかかわらず多くのスキーヤーが挑戦して・・・・そして玉砕されていった

ネコ吉
ネコ吉

自分はここで不合格回数をモリモリ増やしてしまった

そんな中現在は、級別テストに関しては時代と共に受験者数が減ったので、必然的に開催回数も減少

たぬ子
たぬ子

そもそも10代、20代のチャレンジ精神旺盛の若者がスキーをしなくなったからね

一方プライズテストに関しては・・・・

受験者数は一時期より減ってるのですが、開催回数も受験者数もさほど変わってないのが実情です

なぜプライズは衰退しないのか?

理由は色々あるのでしょうが、現在の基礎スキーは「コア層」が一定数いるからだと思います

たぬ子
たぬ子

バブル期からスキーをやっていたミドル・シニアの上級者も結構いるもんね

グラフで描くとこんな感じ

スキー人口は平成4年・5年の1860万人をピークに、現在は400万人程度と若者を中心に減りました

以前はその若者たちが級別バッジテストを受験してたのですが、今は大きく減少

反面、現在は1級を取得したコア層が定着してるので、プライズは人気を維持してると思ってます

また、そのプライズの合格率が低いこともあり、コア層の受験者が挑戦し続けるというのが現状と推測されます

テクとクラの比率

プライズのなかでもテクニカルとクラウンの受験者数を見た時、一昔前まで圧倒的にテクニカル受験者数が多かった

しかーし、数年前から徐々に同数となり、ここ2~3年はクラウン受験者の方が多くなったりもしています

やはりクラウンはバッジテストの最高峰に位置しますので、自然と難易度が高くなるのかな?って思ってる

またこれは持論ですが・・・・クラウンより上のバッジテストができたなら、クラウンが受かりやすくなるでしょうね

逆に、プライズテストが存在せずに級別テストのみだったら「1級」はもっと難易度は高かったと思います

ネコ吉
ネコ吉

余談でした

まとめ

やっぱりバッジテストの受験者数から見ても、スキー界の構図が見えてきます

バブル時代はピラミッド型のヒエラルキー的なものが存在しましたが、現在は逆です

バッジテスト受験者数もスキー全体の構図と一緒で、ベースとなる人が少ないと今後が心配です

我々、ミドル・シニア世代がいなくなった20~30年先の未来は、想像に難くありません

しかーし、時代の流だからしょうがないのかな?という諦めがある一方、コア層がいるから衰退に歯止めをかけているという見方もできます

我々コア層が盛んにスキーをやってる事で、基礎スキー界に多少なりとも貢献はできてる

たぬ子
たぬ子

高い用品を買って、毎週スキーして、なによりそういった人達がSAJ会員になって検定受けてるんだからスキー界に貢献してるのは間違いないわよ

スキー界の未来は子供たちに託したいところですが、とりあえず我々がもうちょっと頑張りましょう

 

つーことで、そろそろお時間となりましたのでおしまいです

本日は「受検者比率から基礎スキー界を見る」という話題でした

でわでわ

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うな子
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コメント

  1. ケンタ より:

    にせがいじんさん 初めまして
    日ごろ白馬三山を主に滑っております、ケンタと申します。
    今回このブログに書いてある内容は概ね理解できるのですが、一言。
    先日、たまたま栂池バッジテストを見学させて頂き衝撃を受けました。
    1級の合格率がやたらと高い (10人近く受けて80%)
    たまたま上手い方ばかりだったかもしれませんが、これを目の当たりにして1級も、もはや昭和・平成の3級同様 奨励級と化してしまったと思いました。
    他の白馬スキー場(八方、岩岳、さのさか)では、ありえない合格率でした。。。
    ならば、テククラを頂点に、記載されている逆ピラミッドの状態になるのは当たり前で、合格者を頻出させる近年のスキー学校にも大きな問題があるのではないでしょうか?

    • ニセ外人 ニセ外人 より:

      ケンタさんこんにちは

      コメントありがとうございます(●’ᴗ’●)
      ちなみに自分はケンタさんの価値観と全く同じですよ

      普及振興活動もやってますので、もし何かご意見ありましたらブログTOPの「問い合わせ」に連絡いただければ直接ご返信できます~(๑•ᴗ•๑)ずばっと書いてもらって大丈夫ですし(*^。^*)

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