研修会テーマって結構そのシーズンの流行を生み出してしまいます
自然で楽
横滑り
そして今シーズンは「滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開」
↑↑これは間違いなく2017年度のゲレンデを賑わすでしょう
話は一旦置いといて
自分が行うレッスンは何しろカービングがメインです(ある程度滑れる方のレッスンね)
横滑りやプルークはまずしません
何故かというと
横滑りやプルークを練習したらスキーが上手くなる という事はなく
スキーが上手いから 横滑りやプルークが上手い って思ってるから
自然で楽の時に、デモ達がストレート内倒してもカッコ良かったのを覚えてますか?
彼らは子供のころ自然で楽な滑りをしたからスキーが上手くなったのではなく・・・
スキーが上手いからストレート内倒してもカッコよく見えるんだ
また彼らは横滑りをいっぱい練習したからデモになったのではなく、やはりスキーが上手いから横滑りが上手いんだ
これは全ての滑りに当てはまる
上手い人はベースが違う
彼らが上手くなった過程を練習するのが一番だ
その中のひとつがキレだ
そうカービング
できない人はできるように できる人は斜度速度の限界値を上げる
って思うんだけどね
ちなみに自分の近年のレッスンパンフレットや紙芝居はこのように記してます
(お客さんに配ってるメニュー表)
※普段の滑りすべてをカービングにする訳ではありませんからね
実はさ、このやり方はアブノーマル?
基礎パラもシュテムもまずは斬っていく
SAJの研修テーマではいつもプルークだの横滑りだけど 自分は逆の指導法がメインとなっていた
時は流れ2017シーズン
山は動いた
ゴゴゴー
なんとなんと、今年のSAJ研修会テーマはカービングで盛沢山だぞ
6ページに渡ってレールターンやカービングについて記してある
カービングだらけだ
近年の基礎スキーの傾向を見ると
安全、楽、ズラし、横滑り、低速 というものがもてはやされてるように思える
そのように滑りたい方はもちろんそれでいいと思う
しかし、その安全、ズラし、横滑りを充分にできるためにはやはりカービングができて、またスピード対応力ができればそれに磨きをかけられる
遠い時代、ゲレシュプがあって不整地総合滑降があって みんなヘアバンドでカッ飛んでた
現在、随分おとなしい指導法になったが・・・
2017はカービングが再注目されて楽しくなりそうな予感がします
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