ヘイらっしゃい
お待ちしてましたよ
今週末はまた強い寒波がくるって天気予報のねーさんが言ってました
今年は大会や行事が次々に中止となってますが雪はしっかりと積もってくれてます
皮肉なものですね
閑話休題
テクニカル検定員3人のそれぞれの点数について
さて先日Kさんからあるご質問を頂きましたのでそれを元に記事にしたいと思います
Kさんいつもありがとうございます
ご質問の答えを記事とさせて頂きます
内容は検定員のジャッジの観点についてです
Kさんはテクニカル受検をされ不整地小回りで検定員3人の評価が「75・75・73」と分かれました
※スクールによっては検定員3人のジャッジを公表してくれるところがあります
以下は原文を掲載させて頂きます
・・・・↓ ↓・・・・
不整地73、を出した検定員の方になんで73なのか質問した所「弧が殆ど無いから」と言われました。
確かに、縦!を意識して滑りましたが。
そして昨年の有志技術発表会などの動画をみると、縦で滑り弧があまりない選手の方もいるな、と思いました。
基礎の最高峰の大会に出ている選手が縦でOKなのに(都道府県予選を勝てるわけですので)、なぜ73なのか悩みました。
余談ですがスピードならクラウンでも合格点。と、これまた悩むコメントもいただきました。
検定員の方(もしくはsaj)の観点がよくわからず悩んでおります。
・・・↑ ↑・・・
ニセ外人の答え
いや~、お気持ちお察し致します
75が2つ出てて、一人が73だと悩みますよね
まず初めに自分もテククラのジャッジは何しろたくさん経験しました
また、プレーヤー側(ジャッジされる側)としても数多く経験をしております
そんな中、自分はKさんの滑りは分からないのですが、一つ言えることは検定員の着眼点は千差万別で正解がないという事なんです
現在指導者資格を持ってる人が約33,500人いて、その内検定員資格を持ってる人が7~8割いますので25,000人いる事になります
この25,000人はそれぞれ色んな観点を持っていますので誤差が生じます
たとえばこちら
自分の以前出た大会の点数ですがクラウン目線で付けられてて5点差が生じてます
でも自分としては納得の光景なんです
なぜならば点数に正解がないのでジャッジの主観によって評価が分かれるからです
キレや走りに重点を置く検定員もいますし、スピードやバランスに重点を置く人もいますのでその違いで点数に違いが現れます
よく「総合的に見て」とも言いますが、何が総合的かも正解がありませんので付けられた点数が自分の点数になります
縦滑りと弧のある滑り
さて縦滑りと弧のある滑りですが・・・
これまたジャッジの主観になります
自分でしたらどちらの滑り方でもお上手でしたら高評価ですが・・・
スピードに関しても速い方が高評価ですが、「コントロールされた滑りと暴走」 を見極めるのもジャッジに委ねるしかありませんので、たまたまそのジャッジの方が暴走と見てしまったのかもしれませんね
多くの検定員は縦に滑っても技術が伴ってたら全然OKと見なすと思うのですが、中にはそのように評価してくれない検定員もいるかもしれません
まとめ
プライズにおける検定員3人の意見は一致することが多いと思うのですが、合否を基準に74or75の意見の食い違いも少なからずあります
また2点差も現実としてあるんです
検定員3人が話し合って1つの点数をつけた場合には意見の食い違いはその場で解消できるのですが、3人がそれぞれ黙々と点数をペーパーに記入すると結果そうなってる時があるんです
さいごに
スクールによっては親切に検定員3人の点数を公表してくれるところがあります
75vs73のように合否を挟んだ2点差があると受検者に不信感を与えちゃいますよね
ただ採点スポーツは公平を期すために複数人でジャッジしたり、5審3採などを取り入れています
あと個人的な意見なのですが、点数の乖離は採点スポーツでは致し方ないことですが、検定員自体が実績があったり技術がある信頼のおける人にしなければいけないと思います
検定員資格は持ってるけど、その検定員がプライズを合格しない技量だったら、客観的や理想でしか見れなくなってしまいます
実績や技術のある人にズバッと点数を付けてもらえば多少の点数の乖離があっても納得せざるを得ないと思うのですが・・・
つーことで本日はこの辺でお暇します
Kさんご質問どうもありがとうございました
またいつでも
最後までご覧いただきありがとうございます
コメント
にせ外人さま、こんにちは。
ありがとうございます。
解りやすい解説です!
なんとなく納得しました。
コブはソチオリンピックの上村愛子選手の滑りを見て覚えたので、縦の滑りから入った結果いまだにズルッ、ドンの滑りは苦手です。
当時はアホすぎて基礎スキーとモーグルスキーの技術の違いや道具の違いを知らなかったので(笑)
誰が見ても合格点の滑りを目指して要努力です!
カンタロスさんこんにちは
今回は質問頂きどうもありがとうございます(●^o^●)
おかげで記事にできました
そうそう、コブは縦に滑れた方がカッコいいですよね。自分もズル丼滑りを知らずにコブを覚えたので縦滑りが好きです
「誰が見ても合格点の滑り」この滑りをお互い目指しましょう(*^。^*)
こんばんは。
ご無沙汰です。今年は積雪量が豊富で嬉しいのですがコロナの影響で今後の大会はどうなる事やら?
採点競技の難しいところですね。1点でその後が大きく変わってしまう人もいますからね。
私もアサマへ行くので見かけたら声をかけさせて頂きます。
この週末はまた大雪のようですね~
今年もよろしくお願いします🙇♀️⤵️
マルコさんこんにちは
そうなんですよね、1点がスキー人生を変えてしまう事もありますので、ジャッジには本当に正確に点数をつけてもらいたいですね(๑•ᴗ•๑)
あ、マルコさんアサマにも行かれるんですね(●^o^●)
自分もこれからの季節アサマ+小海とかモーグルコースのあるところに行きたいと思います(*^。^*)
その大会は知ってます♪( ̄ー ̄)ニヤリ やっぱりジャッジの好みってありますよね!?(;^ω^A)
アグレッシブな滑りを評価するジャッジがいれば…丁寧な滑りを評価するジャッジもいる…
でも…もしそれが指導員検定やバッジテストではなく…プライズテストであるならば…!?
やっぱりチャレンジする受検者を高く評価して欲しいという気持ちはあります(;´∀`)b
元選手とかデモの方がジャッジしてくれる会場が良いですね♪(=゚ω゚)ノ
alienさんこんにちは
たしかにアグレッシブが好きな検定員もいれば、シルエットが綺麗な検定員もいます
ジャッジングはやはり好みとかもありますが、技術をしっかり見て評価してもらいたいですよね(๑•ᴗ•๑)
2月の中旬のテストではNEW alienを拝見させて頂きます(●^o^●)