スキー組織内では何が起こってるのか

ski
johnhain / Pixabay
たぬ吉
たぬ吉

こんにちは

たぬ子
たぬ子

あら、こんにちは

先日SAJ(全日本スキー連盟)のトップ人事についてこのようなニュースが入りました

会長と競技本部長が不信任となる異例の事態となったんです

本日はスキー組織においての混乱について自分の思うところを記事にしたいと思います

スキー組織の混乱について

これは他人事ではないんですよね、自分の所属する組織で行われてることなんです

実はこの混乱があったのはすでに知っていましたが、自分には誰が正義で誰が悪というのは分かりません

不信任後に競技本部長のメッセージも拝読しましたが、連盟への想いは伝わってきたし、尽力された事が伺えました

ただ、連盟への貢献とは裏腹に評議員の方はそうは見ていなかったということですね

真実は何か?何があったのか?

我々の代表である理事や評議員に任せるしかありません

執行部の混乱のキーワード

さて、今回の混乱については置いといて・・・・

母体であるSAJだけでなく傘下の県連でもこういった事はよく耳にする話です

上部組織の場合、会員数も多くそしてお金も集まりますので執行部の混乱はある程度共通のキーワードが原因となると思うんです

それは・・・

  • 権力
  • お金
  • 私物化
  • 不正

これらが絡むことによって混乱を招く

権力争いだったり、権力の誇示、権力によって人事や規約をコントロールしたり、権力によって独裁を構築したり・・・・

そしてお金

私物化で使用したり、不正支出したり、何より使い方だよね

連盟内の混乱ってまずはこれに当てはまるんじゃないかな

 

それらを悪意でやってる人間は救いようがないが、多くの場合「組織の為」という正当化する理由があるのではないでしょうか

また「このくらいはイイのでは」という思いであったり

それに対して問題提起したり、歯止めをかける人がいることで良い意味でも悪い意味でも混乱は起きると思うのです

なのでこういった混乱というのはいわば組織改革をするためには必要だったりもすることで・・・

傍から見れば無駄なような事でも、組織改革のために行動を起こし活動してる人もいるわけです

体質

さて我々一般会員は組織内部で何が行われているか?どんな規約が作られたか?・・・・そんな事は知る由もない部分です

そしてもう一つ大事なものでその組織の体質があります

これは規約などは関係なく長いこと行われている慣わしですよね

ここで数年前にワイドショーを賑わせた「ボクシング連盟」を思い出してください

自分が大きく懸念してるのがこの体質です

組織を揺るがす根幹だと思ってます

このような独裁が生まれてしまえば正常なルールは無視され、お金は不正に使われ、権力者に対して下の者は倣うしかなくなる

悪の循環がさらに悪の循環を呼ぶ

この状態でその組織に入りたいと思う人はいるのだろうか?

普及発展とは真逆の衰退の一途をたどります

これに対して、早々に「待った」を掛けられなかったからあれだけ大きな問題になったわけで

結果的には遅かったけど、歯止めをかけた人の行動力には称えるものがあると思ってます

まとめ

今回は組織の混乱について記事をかいてみました

本来は混乱なく平穏で楽しくスキーができればそれが一番・・・・だがこれは理想論です

現実はこれだけ多くの会員が集まり競技・教育・総務と分野が分かれ、多くのスポンサーがついた組織ではそう簡単に物事は運びません

混乱というものを負にとらえ過ぎてしまうとマイナスな印象になりがちですが、組織がより良い方向に行くために誰かが知恵を出して行動を起こしてるとも取れるわけです

何も言えない体質こそ問題があると感じています

選手や会員が不利益を被っているのなら正義が勝ってもらわなくては困ります

 

つーことで、そろそろお時間となりましたのでお暇しますが、本日はスキー組織の混乱について記事にしました

最後までご覧いただきありがとうございます

でわ

たぬ子
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うな子
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コメント

  1. 匿名 より:

    皆川賢太郎氏がこの事についてFBでコメントしています。公開設定になっているので以下に貼り付けます。
    ————————————————————————————
    https://www.facebook.com/kentaro1up
    皆川賢太郎
    10月24日 10:01 ·
    情報とは曖昧なもの@記事
    先日の評議員会での多数決による再任否決に関し、沢山のコメントを頂きありがとうございます。
    多くを語る必要はありませんが、私個人としても残念な記事なのでリアクション致します。
    私の知人や周りからも『何があったの?』と連絡がきています。噂レベルで現職おろしは聞こえていましたが、単純に、地方関係者で構成される評議員約50名の方々にお認め頂けなかった。
    スポーツ団体でよくある事が私達にも起こったと私は捉えています。何故か?質問も議論も説明の場を要求する事もなく、いつも通り粛々と進む評議員会で、最後の最後の理事選任にて、北野会長や私、星野リゾート星野社長、ANA元副社長志岐様等7名が無言の挙手制多数決で静かに否決されただけです。
    私は政治や権力闘争など心から興味がなく、偉くなりたい訳でもないのですが、あまりに静かで、あまりに呆気なく、あまりに簡易的に人事を決めて否定されるのだと逆に学びました。
    毎年何も言わずに多額の寄付をしていた北野会長が否決された際、ただただ居た堪れない気持ちと、自分なら耐えられるかな…と個人的にあの景色、あの空気は今も残像が目に焼き付いています。
    当日の投稿にもあるように、悔しさや残念な気持ちはあっても、与えられた4年間は正しいと思う事に没頭できました。私が現役で在籍していた頃の20年間は本当にめちゃくちゃで、理屈なき権力と、空領収書を書かされたり、年金があるからと納めてきた契約金のロイヤリティも、辞める頃には無かった話…1円も戻ってこなかった。そんな連盟や業界だからこそ、ボランティアでもやろうと決心し無我夢中で改革してきました。
    決算は大幅な黒字で終わり、競技成績も就任以降上がり続けていました。無論、競技人口等の競争率、成績低迷のタイムラグはあります。過去から引き継いだ課題を7割は改善し、全体資金も増えていました。
    唯一課題解決まで至らなかったことを挙げるならば、デジタル化を進めシステムを導入し、既存会員が約4000人減ったことです。スキー連盟は最大16万人の会員がいましたが、1998年以降毎年減り続けていました。就任時は強化担当ではなく総務に在籍し、連盟再建の一環として会員登録の仕組みを調べたところ、毎年規則的に2000人以上が退会していることが判りました。紙と郵送でしかできなかった登録フローを見直し、会員メリットを作り、誰でも参画し易くする為に、デジタル化を進める決断を組織として機関決定し実施しました。
    8年間毎年2000人以上減り続ける中、今期は移行期間だけに2年分の4000人を一度に失いました。一方でアナログからデジタルへの移行、瞬間的な会員数減少は想定内であり、スキー連盟の年会費3000円×4000名を失うと、1200万の損失が発生することも理解した上で実施しました。並行してマーケティングチームを発足し、会員登録料だけに頼らない別の商品作りを進め、過去最高益の協賛並びに収益事業を創成し、想定負債額の何倍も補填資金を確保しました。そうじゃなければ踏み込まないし、連盟運営や経営、強化活動に負担をかけない為の、本質的な再建は叶いません。
    噂や思い込みは真実には程遠いもの。
    上記内容が仮に否決の根拠ならば、旧スキー連盟と評議員含め作り上げてきた過去は、誰が責任をとり裁くべきなのか?誰が判断するのだろうか?
    私は喧嘩や揉め事を書きたい訳ではなく、今後もスキー連盟は社会情勢や様々な課題からは逃げる事ができないだけに、当事者として、代替案なき今回の欲望に満ちた改選判断が何を生むのか?今もわからない1人です。
    最後、本記事に関し明確に否定したいことがあります。
    北野体制になった時、3年後にスキー連盟はキャッシュフローが破綻する事は明確でした。資金を増やし、様々なビジネスプランを用いなければ強化体制の維持はおろか連盟解体の危機でした。従来のやり方を維持していれば、破綻を回避する為に忖度と私的なリストラが横行していたでしょう。1番簡単な種目削減を選んで身軽にしても、考え方や能力に改善がある訳ではないので、遅かれ早かれシュリンクしていくだけです。
    記事には『お金の使い方がおかしい』とありましたが、その点はしっかり事実と戦略等を取材し、裏を取ってから公共の場に流して頂きたいと願うばかりです。
    そして強化活動に関してです。私が担った競技本部の日本代表強化選手約200名、強化スタッフ約450名には、収支を始め開示できる全てを競技本部総会にてビジュアライズして共有してきました。今年から更にWebにもアップし、忘れた時にリマインドできる仕組みも準備しているのが真実であります。
    推測するに、日本代表関係者ではない方の意見、外野関係者だと思っています。一方で私どもの関係者であれば、改めてWebで競技本部総会資料を視聴すれば、同じコメントはしないだろうと思います。
    私自身は理由なき欲に侵される人生にしたくない。
    雪資源に育てられ、世界で戦う志しに人格形成され、怪我によって愚かさや欲の醜さを学びました。
    いずれにせよ大事な人生なので、スキー連盟は一つの手段に過ぎません。私にとって大切な選択をしながら、最終目標を目指してウィンター業界が再建する事を心から願い精進致します。
    兎にも角にもSNOW JAPN日本代表の応援を、宜しくお願い致します🇯🇵
    https://news.yahoo.co.jp/…/5766ce3d0e7fd049826dffd9b16b…

  2. レー より:

    皆川賢太郎氏がこの事についてFBでコメントしています。公開設定になっているので以下に貼り付けます。
    ————————————————————————————
    https://www.facebook.com/kentaro1up
    皆川賢太郎
    10月24日 10:01 ·
    情報とは曖昧なもの@記事
    先日の評議員会での多数決による再任否決に関し、沢山のコメントを頂きありがとうございます。
    多くを語る必要はありませんが、私個人としても残念な記事なのでリアクション致します。
    私の知人や周りからも『何があったの?』と連絡がきています。噂レベルで現職おろしは聞こえていましたが、単純に、地方関係者で構成される評議員約50名の方々にお認め頂けなかった。
    スポーツ団体でよくある事が私達にも起こったと私は捉えています。何故か?質問も議論も説明の場を要求する事もなく、いつも通り粛々と進む評議員会で、最後の最後の理事選任にて、北野会長や私、星野リゾート星野社長、ANA元副社長志岐様等7名が無言の挙手制多数決で静かに否決されただけです。
    私は政治や権力闘争など心から興味がなく、偉くなりたい訳でもないのですが、あまりに静かで、あまりに呆気なく、あまりに簡易的に人事を決めて否定されるのだと逆に学びました。
    毎年何も言わずに多額の寄付をしていた北野会長が否決された際、ただただ居た堪れない気持ちと、自分なら耐えられるかな…と個人的にあの景色、あの空気は今も残像が目に焼き付いています。
    当日の投稿にもあるように、悔しさや残念な気持ちはあっても、与えられた4年間は正しいと思う事に没頭できました。私が現役で在籍していた頃の20年間は本当にめちゃくちゃで、理屈なき権力と、空領収書を書かされたり、年金があるからと納めてきた契約金のロイヤリティも、辞める頃には無かった話…1円も戻ってこなかった。そんな連盟や業界だからこそ、ボランティアでもやろうと決心し無我夢中で改革してきました。
    決算は大幅な黒字で終わり、競技成績も就任以降上がり続けていました。無論、競技人口等の競争率、成績低迷のタイムラグはあります。過去から引き継いだ課題を7割は改善し、全体資金も増えていました。
    唯一課題解決まで至らなかったことを挙げるならば、デジタル化を進めシステムを導入し、既存会員が約4000人減ったことです。スキー連盟は最大16万人の会員がいましたが、1998年以降毎年減り続けていました。就任時は強化担当ではなく総務に在籍し、連盟再建の一環として会員登録の仕組みを調べたところ、毎年規則的に2000人以上が退会していることが判りました。紙と郵送でしかできなかった登録フローを見直し、会員メリットを作り、誰でも参画し易くする為に、デジタル化を進める決断を組織として機関決定し実施しました。
    8年間毎年2000人以上減り続ける中、今期は移行期間だけに2年分の4000人を一度に失いました。一方でアナログからデジタルへの移行、瞬間的な会員数減少は想定内であり、スキー連盟の年会費3000円×4000名を失うと、1200万の損失が発生することも理解した上で実施しました。並行してマーケティングチームを発足し、会員登録料だけに頼らない別の商品作りを進め、過去最高益の協賛並びに収益事業を創成し、想定負債額の何倍も補填資金を確保しました。そうじゃなければ踏み込まないし、連盟運営や経営、強化活動に負担をかけない為の、本質的な再建は叶いません。
    噂や思い込みは真実には程遠いもの。
    上記内容が仮に否決の根拠ならば、旧スキー連盟と評議員含め作り上げてきた過去は、誰が責任をとり裁くべきなのか?誰が判断するのだろうか?
    私は喧嘩や揉め事を書きたい訳ではなく、今後もスキー連盟は社会情勢や様々な課題からは逃げる事ができないだけに、当事者として、代替案なき今回の欲望に満ちた改選判断が何を生むのか?今もわからない1人です。
    最後、本記事に関し明確に否定したいことがあります。
    北野体制になった時、3年後にスキー連盟はキャッシュフローが破綻する事は明確でした。資金を増やし、様々なビジネスプランを用いなければ強化体制の維持はおろか連盟解体の危機でした。従来のやり方を維持していれば、破綻を回避する為に忖度と私的なリストラが横行していたでしょう。1番簡単な種目削減を選んで身軽にしても、考え方や能力に改善がある訳ではないので、遅かれ早かれシュリンクしていくだけです。
    記事には『お金の使い方がおかしい』とありましたが、その点はしっかり事実と戦略等を取材し、裏を取ってから公共の場に流して頂きたいと願うばかりです。
    そして強化活動に関してです。私が担った競技本部の日本代表強化選手約200名、強化スタッフ約450名には、収支を始め開示できる全てを競技本部総会にてビジュアライズして共有してきました。今年から更にWebにもアップし、忘れた時にリマインドできる仕組みも準備しているのが真実であります。
    推測するに、日本代表関係者ではない方の意見、外野関係者だと思っています。一方で私どもの関係者であれば、改めてWebで競技本部総会資料を視聴すれば、同じコメントはしないだろうと思います。
    私自身は理由なき欲に侵される人生にしたくない。
    雪資源に育てられ、世界で戦う志しに人格形成され、怪我によって愚かさや欲の醜さを学びました。
    いずれにせよ大事な人生なので、スキー連盟は一つの手段に過ぎません。私にとって大切な選択をしながら、最終目標を目指してウィンター業界が再建する事を心から願い精進致します。
    兎にも角にもSNOW JAPN日本代表の応援を、宜しくお願い致します🇯🇵
    https://news.yahoo.co.jp/…/5766ce3d0e7fd049826dffd9b16b…

    • ニセ外人 ニセ外人 より:

      レーさんこんにちは

      競技本部長のメッセージをありがとうございます(๑•ᴗ•๑)
      自分もこちらのメッセージは拝読しており、またFBなどで連盟活性化のために尽力されてる事も知るところでした
      ただ、評議員から組織内に混乱があるのも聞いておりました
      やはり当事者からのメッセージと言うのは貴重ですね
      最終的な判断は規約の定めるところで決めてもらえばいいと思いますが、会員の一人として双方の言い分を聞いてみたいところです

  3. ada より:

    ニセ外人さん、こんばんは。
    組織において不正が起きる時、動機、機会、正当化の3つの要件が揃ってることが多いんですが、関わる人の数や動くお金の額が大きくなってくると、ほっといたら必ず不正は起きます。
    それを防止するためにガバナンスという考え方があるのですが我が国の組織ではうまく機能している例が少ないのが現状です。難しいところかと思いますが、スキー業界も内輪の論理だけで動いていると衰退の一途をたどってしまいます。

    • ニセ外人 ニセ外人 より:

      adaさんこんばんは

      前にadaさんから教えて頂いた不正のトライアングルはとっても勉強になりました(๑•ᴗ•๑)
      ネットでも検索して情報を得ましたがまさにあの3つの要件が揃うことで不正が起こるのですね

      あの後、わが県連も大きな動きがありました。お会いした時にでもお話ししたいと思います(๑•ᴗ•๑)

  4. aopapa より:

    ニセ外人さん、こんばんは
    SAJの記事は余りにもリアルタイム過ぎて笑えないですね。
    やはり、ある程度の大きい組織だと急な改編は難しいのかなと思います。
    地方にもその地域の大将がいますので中央独断的な動きでやると、
    このようなしっぺ返しがくるのも理解できます。
    なかなか組織改編は難しいとは思いますが時間をかけ地方にも理解を頂いて粛々と
    行うしかないのでしょうね。
    まずは自分の所属組織からですね。地道に頑張りましょう~!😊

    • ニセ外人 ニセ外人 より:

      aopapaさんこんにちは

      そうそう、SAJの不信任はリアルタイムでそっくりな事が起きましたよね
      混乱が起きてるのは知ってましたがでまさか同じ事が起こってるとは(๑•ᴗ•๑)
      でも我々組織で良かったことは民主的に行われたという事です。今まで独裁的に行われて大大大混乱を起こしてきたのでその辺は大改革だったと思います

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