ペクタクルプロジェクト◆コブの滑れない女性にレッスンの続きです
さあ、あけみちゃん2号がコブを快適に滑る為にはどうしたら良いか
まずは彼女の滑りを分析してみよう←これ大事
・スキー板に圧をかけるタイミングが分かってない
(凸凹に流されてる)
・左外脚では内倒ローテーションするのでバランスがとれない
(カラダが倒れてしまうので右足が開いてそれを補ってる)
・体幹の軸がないので上体がすぐ潰れる
(骨盤が立っていない)
よって頭が前にいき、手が下がる(このパターンの人は実は多い)
・足首を締めるところで締まってない
(膝を曲げれば尻落ちになる)
よってコブを吸収できず腿が立ちっぱなし
(腿が丸見えはカッコ悪いんだよ~)
・スキー板のトップが動かせない
(ピボットを知らなかった)
などなど・・・・・まだまだいっぱい快適に滑れない原因がある
だから、スピードコントロールもできないし、リカバリーもできないし、脚もそろわないし・・・・なにしろカッコが悪い
スパルタでいくぜ
ビシバシッ(特訓してるところ)
そして・・・・
あけみちゃん2号は特訓に耐えぬき頑張りました
映像にしてあるのでご覧ください
beforeとAfterです
じゃ、いくぜ
いかがでしょうか?
これだけ滑れれば準・正指導員の不整地種目だって合格点でます
バランスがいいのでシルエットもサマになってますし、何よりも滑りの質が良くなった
雪面へ圧が掛けられるようになったし、見て分かるように吸収の後にトップを下げて滑れるようになってるんです
ほとんどコブが滑れなかった女性がある程度滑れるどころか、トップを下げて板をコントロールできるまでになりました
ネコより猫背だったのが、シュッとしてます
腕の構えだって理想でしょうウルウル
今回行ったコブレッスンは約1日
彼女自身がbeforeの滑りからAfterに至るまでコブを滑った日数もほんの2~3日
目標である「コブを快適に滑る」 ができましたよ
今回、beforeとAfterで動画を載せましたけど
まさに、コブが滑りたいけど滑れない人って、彼女と同じbeforeみたいな滑りじゃないでしょうか?
そして、多くの人がAfterみたいに快適に滑りたいって思ってるんじゃないでしょうか?
・・・・・
でね、ちょっと注目してもらいたいものがあるんだ
それは動画を見ても分かるように、どの斜面でもズルドンしていない
そう、彼女にズラしは教えてないんだよね
つーか、ズラしを教えるの忘れてた
じゃ、どのようなレッスンを行ったか?
それは
レッスンの内容はぜーんぶ、今までこのブログに書いてる事
コブを滑る為に大事なことは、いつもいつも記事にしてる事
あー、しまった記事が長くなったので今日はおしまい
次回も続編を記事にしますが最後にひとこと
自分はコブをはじめスキーを教えるプロだと思ってます
ただ、あけみちゃん2号は実際メチャ上手くなりましたが、自分以外の先生が教えても上手くなったと思います
けっして、自分だけが上手くできる指導をしてるわけではありません
でも、あけみちゃん2号を逆に上達どころかコブ技術を下手にする教え方だってあります
「コブはこうだ!」なんて特別な滑り方にしたら、たぶんあけみちゃん2号は上達しなかったと思うんだ
・・・・
つーことで次回は真相を書くぜ
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