こんにちは
今日で5月もおしまいです

2024シーズンを滑り納めてからだいぶ月日が流れた気がしますが、まだ1ヶ月しか経ってないんだよね
自分の計画では、あと6ヵ月後に雪上シーズンが始まります
つーことで、本日のブログはじめます
板をつまらす
今日はタイトルの通り「コブで板をつまらす」ってことについてお話しします

技術論ね
このブログでも、何度も紹介してるコブの滑り方
基本ポジションとして自分が推奨してるのがコレね
その中で今日は脚首の締め、いわゆるブーツへの前圧に注目します
この前圧はコブでは欠かせない動作だと思ってるんだ(個人的にね)
そんな中で、前圧をしっかりかけるとある感覚が生まれる

それは「板がつまる」ってこと
いわゆる踵よりに乗れば板がスイ~~って滑るに対しての逆で、スキーが詰まる感覚を自分で作るってこと
もちろん以前からレッスンでもこの言葉は使ってまして、コブはもとより急斜面でも使うと便利だと思ってます
でね、この「詰まる」って言葉は、今まで他の先生や雑誌・ネットでその表現を使ってるのを自分は聞いた事がなかったんだけど・・・・
なんとなんと、今年の冬に知人のコブ上手先生と何気なく会話をしてたら「コブで板をつまらせなる」ってキーワードが出てきたのよ
わあ、先生も普通に使ってた
そんでもってこれまた今年見た有名ユーチューバーさんの動画で「前圧でつまらせる」ってお話しされていた

えー、これってメジャーな言葉だったの?
もしかしてこのブログを見てる人も皆知ってたの?
悔しいから言う訳じゃないけど、自分はずっと前から使ってるんだけど、この感覚ってマイナー技術だと思ってた
自分だけのレッスントークだと思ってたのにー
前圧なければすっぽ抜ける
まあ知ってた人も、知らなかった人もいると思うけど自分がやってるジャンプ練習を例に前圧についてお話しします
ジャンプってこんな感じで先端が凸になってるよね
そのままブーツのタングに圧を掛けないで通過するとどうなるか
いわゆるこんな感じでジャンプ台に入ったら・・・・
こーんな感じでまくられます
コブの場合、こんなにキツくはないけど、凸が次から次へと現れる
その中で、板がピュッって進み過ぎないように前圧を掛けて足首を締め「つまらせながら滑る」ということです
特に縦目に滑るなら締めは重要です

なるほどー
コブでスッポ抜ける人は前圧が掛かってない人が多いです
ただ、それ以外にも・・・・
注意点
「じゃあ、スキーの前よりに乗ればいいんだ」って思うかもしれませんが、ここに落とし穴が・・・
ブーツへの前圧が必要なんですが、上体で前に体重を掛けるとこうなります

上体が折れて頭が前に行く

このパターンの人は多いよね
だから大事なのがブーツへの前圧と、股関節を締めて体を立たせること
圧を掛けるとは足首で、上体は立たせないとコブ凸の衝撃で前につんのめっちゃう
凸を通過する時はこんな感じがイイね
まとめ
普段スキーをする時って、前圧なんて掛けなくても普通に滑れるよね
緩斜面とか開きモノとかで前圧掛け過ぎたら滑りがおかしくなっちゃうし

マジで詰まるわ
ただスキーは状況条件で滑りを変えていく

詰まらせる技術も持ってると役に立つと思います
気が付けばお別れのお時間となりました
本日は「詰まらせる」記事でした
でわまた
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