
皆さんこんにちは
シーズン真っ盛りですが、最近暖かい日が続きスキー場の雪が心配になっちゃいますよね

来週あたりから寒波が入ると言う事ですが、期待したいと思います
つーことで、本日もラストまでお付き合い宜しくお願いします
センターポジション
さて、2022年”流行語大賞”は「村神様」に決定いたしました
そんな中、もしスキー界にもそういったものがあるとしたら2023年度は間違いなく「センターポジション」が上位にノミネートされるでしょう
つーことで、本日は指導者の立場からセンターポジションについて語ります
センターポジションとは
今年度指導者研修会に参加された方は何度もこの「センターポジション」という言葉を聞いたでしょう
センターポジションとは・・・・
「全身をリラックスさせた状態で自分の体重を素直にスキーに預けられるポジション」のことをいいます

なんのこっちゃ?
さらに解説ではこのように付け加えられてます
足首、膝、股関節を連動させることによって、ターン中、常にこのセンターポジションをキープします。姿勢が高くても低くてもセンターポジションは存在します。ターン中の斜度変化や遠心力に対しても、このセンターポジションをキープすることが大切です。
ざっくり自分なりに解説
やっぱりスキーレッスンなどを受けても、今年はこの言葉が飛び交うと思います
もちろん今年度の研修課題として発表されてますので、指導者が共通のテーマを持ってるのは良い事だと思うのですが・・・・

これを教わる受講者の立場になって、自分なりに整理したいと思います
まず前提としては、これらの課題はSAJの役員全ての人が会議をして作ったものではなくて、一部の担当役員が作られたものですので、これが正解で、これが全てであると深く考えない方がよいです
あくまでも今年度の研修課題であるということ

かといって、以前の「ハイブリッドスキー」のような不可解なお話しをしているわけではありませんので理にかなった技術論です
ただ受講者の立場としてこんな事が考えられることが推測されます
- 「いい位置に乗る」と「センターポジション」の違いは?
- 前後の動きとかないの?常にセンター?
- 低速ではできるけど、そもそも高速や急斜面でできないから困ってるのよ
最初の「いい位置に乗る」と「センターポジション」はいわゆるイコールと考えた方がよいですよね
次の”前後の動きとかないの?”ですが、前後の動きは考えず、常にセンターに乗ると考えられます(今回のテーマでは)
そして最後の”低速ではできるけど”ですが・・・・・
まさにこれがスキー技術論の闇であって、止まってたり低速なら理解もできるし、やろうと思えばできるのです

ただプライズテストなど、高速や急斜面でできないから悩んでるのですよね
高速や急斜面でセンターポジションをキープするには至難の業です
個々の運動能力や恐怖心の克服などが必要となるので、結局のところ実践でセンターポジションをキープするにはスキーが上手くなければできないというところに達すると思います

じゃ、センターポジションをキープするって、「スキーが上手くなれ」って言ってるのと同じなの?

ま、そういう捉え方もあるよね
まとめ
いつも書いてるように、技術論に正解はありませんし不正解もありません
正解を作る必要もありません
今回のセンターポジションも良い技術論だと思うのですが、あまりこればかりに執着せずたくさんある上達法の一つと解釈した方が良いでしょう
良い位置に乗るというのは誰でも言える簡単な言葉ですが、これを実践で行うには究極に難しいことです
受講者の立場になって、「ならばどうする?」を考えて指導してくれる先生を見つけるのも上達法の一つと思います

つーことで、あっという間にお別れの時間となってたよー
最後までお付き合いありがとうございました
でわ
コメント
「教わる受講者の立場になって、自分なりに整理」という指導者としての姿勢っていいですね。自分も大切にしたいと思います。「自分なりに整理」というのはなかなか難しい作業ですし、自分を律してないとできないことだと思います。「センターポジションが大切なんですよ」「センターポジションのキープができてないですね~」などと言ってれば指導してる気分になってしまうので、気をつけなきゃと思います。
いぬうえさんこんにちは
今年の指導者研修会は「センターポジション」って言葉が多かったですね(●^o^●)
研修会などで伝達されるとついつい「センターポジション」なんて言葉を使っちゃいそうですが・・・・
やはりこれをハイスピード・急斜面の実践で行うのは至難の業だと思うところです(*^。^*)
ニセ外人さま、こんにちは。
今回の内容とは全く違う内容で失礼します。
過去の記事を拝見させて頂き、ハイブリッドスキーから現在の教程に変更になった時のニセ外人さまの意見を読ませていただきました。
私の所属するクラブでも昨シーズン同じような事がおこり、それを私を含む若干名で指摘したところ例会の通知や合宿の案内が送信されてこなくなるというサイレント除名をされている状況下です。
各種通知は総務部の役割であるため再三しっかり通知して下さいと依頼し、メールアドレスの確認もしましたが一向に送信はなく、総務部からは送信している。との一点張りの回答です。
そのような事もあり、今年は当然にクラブの総会、例会及び各種行事には一切参加しておらず、今後も参加するつもりはありません。
ただクラブの仲間で変えようと頑張って頂いてる方もおりますので今シーズン末までは様子を見るつもりです。
駄文、長文失礼いたしました。
追伸、ブログで上げていただくには内容がネガティブすぎますので、私のメールアドレスを記載しておきますのでなにかアドバイスがありましたら大変お手数ですがメールにて返信して頂ければと思います。ブログにもニセ外人さまの判断で上げない方が良いとお考えでしたら、上げていただくなくても結構です。
カンタロスさんこんにちは
いやはや、とても嫌な思いをされましたね(≧▽≦)お察しいたします
自分も同じ思いをしたので、今に至るまでこちらで簡単にアドバイスをさせて頂きます
やっぱり、理にかなわないことをやられたら、言うべき意見は言った方が良いと思います(*^。^*)
時代にそぐわない事や、権力や老害から圧力を掛けられても屈しない根気大事です(●^o^●)
その中で、相手に少しでも意見を聞いてもらえる方法として・・・・資格を取る・大会に出る・県連の役員をやる・インフルエンサーとなる等々
スキーを根気強くやることによって、状況を変えることができると思います
また何かあったらメッセージください(●^o^●)
ニセ外人さま、こんにちは。
アドバイスありがとうございます。今回の件でわかったこととして(個人的にクラブの古株の一人と懇意にさせて頂いてます)
クラブの古参が最優先
今までクラブを運営、維持してきたのだから、その意見が優先されるのは当然(特に総務部役員の)。との考えがクラブの根底にあることだと感じました。
懇意にしているクラブの古参の過多ともじっくり話ましたが、言い方などはオブラートに包んでますが結局はそういうことだという考えがよくわかりました。
当然、資格をお持ちの方たちですが教程の「資格受験者のために」の「資格者の義務と役割」について全く理解していないと感じております。
個人的な意見としてある意味、「全日本スキー教程」の一冊全てよりもはるかに大切な事だと思っております。
こういった事を指導員研修などでやらないSAJの考えと自分の考えの相違を感じ、今年は会員を更新せずSAJ会員を辞めました。
実際、これを変えようと思ったら本部役員になる必要があろうかと思いますが、仕事の都合(土日が休みと限らず、自分の都合で休めない)でそれを満たすだけの活動は現状難しいので現実的ではありません。
SAJ含め、あくまで任意団体ですので気に入らなければ出ていけば良いと考えてしまいます。
スキー教師を国家資格としているくにもありますが、そのような国でしたらまた違うかと思います。
あらためて、返信感謝いたします。
カンタロスさんこんにちは
色々情報を頂きありがとうございます(●^o^●)
正にスキークラブの閉鎖的封建的代表例ですよね(≧▽≦)
こういった体質だからこそ、会員の減少は深刻化しており、組織では会議でも取り上げられてるところです
自分もこのような仕打ちを受けたので「これを改革してやる」との思いで今に至ってるところです(*^。^*)
まだまだ「スキーを閉鎖的」にする老害もたくさんいますが、私たちで活性化させていきましょう
ニセ外人さま、こんにちは。
たびたびのご返信ありがとうございます。
幸いにも私と同じく声を上げた方の中に「全日本技術選出場経験、元ブロックデモ、常勤イントラ経験あり。ほか経歴多数」という素晴らしい経歴の持ち主の方がおり(この方は難くせつけられ退部に追い込まれました)、その方を含むスキー仲間とともに滑るようになりました。
また、惜しみ無く教えていただけるので感謝しかありません。
当然SAJ非公認の集まりです。
微力ながら私も一級を取得しようと頑張っている仲間と滑りスキーの楽しさの中で合格に必要な技術を教えることもあります。
今後ともよろしくお願いいたします。
ブログの更新も楽しみにしております。