こんにちは
9月も中旬になりました
各スキー場のHPも続々とシーズン券や新料金の案内がUPされてきましたね
冬はすぐそこです
つーことで、本日のブログ開店です
「あの先生はこう言ってた」で思う事
長年イントラ業をやってる中で受講者の方からたまにある指摘をされます
それは・・・・「あの先生はこう言ってた」
ふむふむ、なるほど
自分のアドバイスと、前に教わった先生のアドバイスが違う時に言われる言葉です
たとえば、大回りをする時に「外脚メインで乗って!」と指導を受けたあとに、次の先生に「内脚を積極的に使って」と言われれば迷う方もいるでしょう
自分もそれは経験しましたので、受講者の方の気持ちはよーく分かります
じゃ、そんな時にどう返答するのか?
こう答える
受講者の方に説明する時には、「滑り方は色々あるので」とか「その時の状況によって違うので」等と誤魔化しながら言う事が多いかな
前の先生の事を否定しちゃったりすると、その先生を信頼してる場合、メンツを潰しちゃうからね
・・・・・・・
でもね、自分の本心をいうと・・・・
レッスンをたくさん受けたり、あなたのスキーが上手くなっていくと、「あの先生はこう言ってた」って疑問が薄れてきます
これを説明していきます
いつしか「あの先生はこう言ってた」って思わなくなる
これは多くの人が経験してる事だと思うのだけど、初中級時代は何しろ言われたこと全てが正解と信じてしまう
先生の言ってる事だからあたりまえよね
それが、スゴイ上手い先生だったら勿論そうだけど、インチキ臭い先生であっても、自分より上手い人から受けたアドバイスはバイブルになるわけだ
だから、先生によって違う事を言えば疑問に思うのは必然でしょう
「あれ?おかしい?」となっちゃうわよ
そんな中・・・・
ご自分が経験を積んで上手くなればなるほど、色んな先生が色んな技術論を持ってる事に気づく
インチキ臭い先生も見分けがついちゃう
時として、怪しい先生からのレッスンは「ふふふ、レベルの低い話しをしてるな~」なんて感じる事もあったりするんだよね
いつしか「あの先生はこういう教え方なんだ」「この先生は状況をみてこう教えてるんだ」などと判断がつく
そう、「あの先生はこう言ってた」なんて疑問に思わないカラダに変わってるんだよね
まとめ
長年指導をやっていて、やっぱりスキー技術に正解はないなと思うところで・・・
たしかに、プライズの小回りは「こう滑った方が点数が出る」等の技術論は持ってますけど、それは正解ではないんだよね
別の方法もあるし、何よりその受講者が今できる範囲の滑り方もあるわけです
受講者の方へのアドバイスですが・・・・「あの先生はこういってた」の疑問を持つこともあるでしょうけど、その先生が言ってたことも、次の先生が言ってたことも、なんでもできる技術を身につける事でさらなる上達が見えてくるのではないでしょうか
ひとつの技術に正解を作らない方が良いと思います
つーことで、今日はおしまいです
台風が接近してますが、皆さんお気をつけて
でわ
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