ねー、たぬ吉
外脚と内脚どっちが大事だと思う
外脚に決まってるじゃん
ツル吉は?
内脚じゃないの?
つーか二人ともよくそんなんでスキーできるね!
これからネコ吉がいい話しするから、耳の穴かっぽじいて聞きなさいよ
つーことで本日のブログはじめます
外脚と内脚の話し
本日は外脚と内脚の話しをします
イントラとして、運動トレーナーとして分かりやすく解説します
これらの話しは何度も記事にしてますが、以前使ったイラスト等を用いて最新版をお届けします
まず、昭和時代の教程では外脚の重要性を唱えてました
平成に入り、ハイブリッドスキーたるものが現れ内脚がもてはやされ
そして、それが崩壊したや否や多くの国民が再度外脚になびき・・・・
うんうん、多くの国民が手のひら返してた
レッスンを受けた人、検定を受ける人にとっては振り回された人も多かったでしょう
わしが準指受けた時は、内脚に乗って真っすぐ倒れないと合格点がでなかったぞ
外脚と内脚の話しが極端すぎる
なにしろ外脚・内脚の話しが出ると極端に話が飛躍しちゃうんだよね
そうじゃなくて、外脚・内脚ともそれぞれ別の役割を持っている事を理解すると良いでしょう
よく外脚と内脚の割合なんて言葉を聞くことがあると思うんだ
外脚8割、内脚2割とか、5対5とか・・・そんな話は一切考えなくていいと思う
上手い人はどんな割合だって、上手く滑るから
自分が推奨する「外脚・内脚の重要性」は・・・・
外脚 100% そして内脚 100%
どちらも同じくらいに重要って事ね
先程も書いたんだけど、外脚と内脚は役目が全く違います
外脚はつっぱる事(伸展)ができて、内脚は畳む(屈曲)です
いわゆる圧を掛けるには外脚なんです
缶を足で潰すには足を伸ばして潰すよね
曲げる動作で缶をつぶす人はいないし、そもそも力が入らないわね
これはパンチくれるのを同じ
伸ばす力でパンチすることで圧をかけます
そう、外脚は圧をかける役割があるという事です
一方内脚は曲げる動作を行ってますので、自分のカラダの重さを利用しなければ雪面に力が加わりません
外脚に比べたら、圧力が弱いです
ただ、内脚には内脚の役割があります
滑走性を良くするために同調させる
外脚と同じ方向、そして同じ角付け
また効率よくターンをするために脚を畳み内傾角を作る
何よりバランスをとります
中上級者に多い外脚だけの意識
昨今、外脚ばかりもてはやされてますが、内脚の重要性がおろそかだと弊害も起こります
内脚が遊びシザースになったり三角窓ができたり、内脚を畳めなく内傾角が出せなかったりよね
どんな上手い選手でも、実際は外脚・内脚を駆使して滑ってるのですが、スキーをしっかり捉えるために外脚だけの重要性を主張する場合も多いです
ただ生徒さんが聞けば「外脚オンリー」になってしまい、上記のような滑りになるケースも少なくないと思われます
まとめ
外脚・内脚どちらも100%重要ということです
また滑る時の外・内の割合ですが、それは状況条件や滑り方で変わるので、それを決めつける必要はありません
何はともあれ外脚は外脚の役割があって、内脚は内脚の役割があるので、どっちが重要かという理論は建設的ではないでしょう
どちらも100%大事よ💛ってことね
つーことで本日のブログはおしまいです
良い週末をお過ごしください
コメント
題名を見ただけで、ニセ外人さんだったらこう言うだろなって思い、結論が当たりました!
私はスキー下手くそですが、何故かニセ外人さんの思いがスっと理解できます。
その昔、私は白馬村の八方SSで修行したことがあるせいでしょうかね。
極端なネタで、こうあるべきだ、最近はこうだ!みたいな記事に、私も凄く違和感を感じます。
今後もHPを楽しみにしてます!
ストロング金剛さんこんにちは
いつも読んで頂いてありがとうございます(●^o^●)
やっぱり「スキーはこうしなければいけない」という理論が繰り返されてきましたので、不信感を募らせてる人も多かったと思います(≧▽≦)
おおー、八方SSにいらっしゃったのですね(●’ᴗ’●)スバラシイ。自分もスクール間の出張で何度かユニフォームを着させて頂きました