雨に映える紫陽花の花も美しく、爽やかな季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
そういえば、今年は梅雨の晴れ間が少ないように感じます
洗濯物もカラッと乾かないのでなんか変な臭いがしてきました
臭いんですけど
さて、いきなりですが本日はパラレルターンについてお話をします
パラレルには「基礎パラレル」なーんて滑りも在るんですよね
10数年前に突如登場した基礎パラレルターンを中心に記事にしたいと思います
パラレルと基礎パラレルの違い
さて、皆さんパラレルと基礎パラの違いって分かりますか
教程にもオフィシャルブックにもこの違いを明確化した文章はございません
パラレルはいわゆる普段やってる脚を平行にして滑るもので実践的なものと考えていいと思います
一方、基礎パラって完璧な造語なので解釈は人によって違いますよね
「丁寧に滑る」と思ってる人もいるでしょうし、「ズラして滑る」、「低速」、「コントロールした滑り」などなど
具体的な滑り方はスキーヤーによってまちまちです
ここでこんな事に注目
普段のパラレルと基礎パラレルが同じになってしまう
たとえば、初級者もしくは中級者に基礎パラレルで滑って下さいと言っても、普段のパラレルも基礎パラレルも同じになっちゃうよね
基礎パラって言っても分からないし、まだ区別して滑る段階でないから
自称上級者ですら特に小回りの場合など、区別して滑れない方も少なくないと思います
そう考えると、普段のパラレルと基礎パラレルの違いを表現できる人というのは高いレベルの人だと思うのです
「基礎パラ」は整地だけじゃもったいない
基礎パラって整地だけに適用させるのはもったいないよね
どーいうこと?
普段、基礎パラをやる時って整地でしょ
指導者検定も基礎パラとつくのは全部整地だし
自分は不整地でも基礎パラがあってもイイと思う
普通の「不整地小回り」と「基礎パラ不整地小回り」
前述したように普段のパラレルと基礎パラレルを区別して表現できるのはレベルを高めてくれます
コブも実践的なものから、質の高いコントロールした滑りまで色々な滑りができることが望ましいもんね
ちなみに、自分が理想としてる基礎パラについては2年ほど前にこのような記事も書いてますのでよかったらご覧ください
基礎パラレルのまとめ
自分は基礎パラレルというネーミングが嫌いです
「基礎」なんて初心者っぽいイメージですし、レベルが低いと解釈してしまう可能性がありますから
しかしながら基礎パラレルを「コントロールされた質の高いパラレル」と置き換えれば、こんな素晴らしい種目はないと思ってます
実践の斬れのあるパラレルもできて、コントロールされた質の高いパラレルもできる
同じコブでも実践的に縦に行くこともできれば、丁寧に回す滑りもできる
基礎パラって言葉を変に理解して質を落としては意味のない滑りになってしまいます
解釈によってそうなりますので、基礎パラというネーミングを「コントロールされた質の高いパラレル」に変更したら皆がハッピーになると思います
今日も持論100%で書いてみました
この記事に興味を持って頂けましたらぽち凸してね
コメント
こんばんは。
カービングを控えめにして、きれいに滑ろうとしても、スピードが落ちすぎたり、逆にスピードが出すぎてコントロールが適当になったり、しっくりこないことも多いです。
いつも目一杯のスピードを出すだけでなく、違ったことを意識して滑るのも大事なんですね。
hotさんこんにちは
やはりスキーって色んな滑りができるとイイですよね(*^。^*)
基礎パラに関しては色んな解釈がありますが、実践のテクニックからあまり逸脱しないように丁寧に滑るのが良いと思うんです
基礎スキーは、種目も言葉も複雑なので理解するのが難しいですよね(●^o^●)