スキーの理屈に正解は・・・

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ぴんこ
ぴんこ

あら、こんにちは

梅雨真っ盛りですが皆さん如何お過ごしでしょうか

あと1ヶ月もすれば灼熱の真夏が来ますよ

真夏が過ぎれば、残暑です

今年もグダグダと暑い日が続くんだろうな~

それが過ぎれば短い秋も一瞬訪れます

すると・・・待ちに待った2020シーズンの開幕です

ふふふ

しかーし、このニセ外人ブログに来れば既に2020シーズンは開幕しています

ツル吉
ツル吉

いつもブリザード

真冬を味わっていってください

スキーの理屈に正解は・・・

さて、本日記事にするのはスキーの理屈についてです

まあなんでこんな記事を書くかというと、過去記事を見てたらチョット面白いものがあったもので

それは、スキー界を騒がせた「自然で楽なスキー」、いわゆるハイブリッドスキーのことなんだけど

あれだけハイブリッドだの自然で楽だの言っといて、現在その言葉を使ってる人って皆無じゃないの

じゃあ、あれは一体なんだったの?ってことだよね

うな吉
うな吉

みんな随分と踊らされてたし

突如現れた偏った技術論によって、それまで唱えてきた技術論が全く別物に変わったんだからね

例えるなら今までお母さんだと思ってた人がお母さんではなかったようなもんだ

という記事を過去に書いてましたのでリンクします

 

この裸の王様の例えはある有名スキーヤーの方が新聞のコラムに掲載されたんだよね

まさに、その通りって思いました

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水平面理論

そもそも、基礎界がおかしくなった時に出てきた言葉にこんなのがありました

ネコ吉
ネコ吉

「水平面理論」

基礎スキー界が誤った道に進む序章でしたね

水平面理論が出た時は面白かったな~

ちょうどネットが普及し始めたころで、某有名スキーサイトの掲示板で「水平面理論はあーだ、こーだ」と知ったかぶりの人達が言い争ってたのを記憶してる

みんな踊らされてるのに気づかないのも滑稽でした

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そして崩壊

自然で楽なスキーは結局8~10年続いたと言われています

内脚主導、外脚従動

みんなストレートに内倒して外手が高々と挙がっていたよね

バッジテストを受ける人から、技術選の選手まで

指導者の多くがこれを教えていたしね

そして、5~6年前に自然で楽なスキーは崩壊

技術論は元に戻った・・・・?

 

理屈を決めつける必要はない

これらを踏まえて思う事がある

結局技術論に正解なんてない・・・というか決めつける必要はない

外脚だろうが内脚だろうが、くの字だろうがストレートだろうが、どんな理屈でもそれなりに滑れちゃうんだよね

ハイブリッド論と、今の技術論では真逆なことがいっぱいある

つーことは、どんな理屈で滑っても適度には上達するのを立証したことになる

 

ただね、そこから先に上達するのは専門的な理屈が必要かなって思ってる

例えばアルペンに進むんだったらアルペンの滑り方があるでしょうし

モーグルだったらモーグル

一番厄介なのは基礎スキーなんだけど、その時流行の滑りをしたいのならその時の理論を覚えなくっちゃね

ハイブリッド時代、技術選で点数を出すにはハイブリッドの滑り方をしなくっちゃ出なかったんだもんね

まとめ

自然で楽なスキーがあれだけ混乱したのは、日本を代表とするスキー連盟が「スキーの概念が変わった」と教程として出した事によると思います

個人的な持論を教程にしてしまったこと

それを基礎スキーの正解にしてしまったこと

老若男女、スキーのレベル、そして何より目的によって滑り方は様々なので「スキーはこれだー」「ターンは谷回りの連続だー」などと正解を作ると辻褄が合わなくなります

何より決めつける必要はなかった・・・

本日言いたい事はそーいうことです

 

うな子
うな子

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コメント

  1. hot より:

    おはようございます。
    このトンデモ理論の時期、幸か不幸か、自分はちょうど技術に興味がなかったころで、当時の状況はほとんど知らないのですが、今、見返してみると、まさにニセ外人先生の言われる通り、ですね。
    自分の左外脚で内倒する癖、当時だったら、すごく評価される?なんて思ったりします(笑)。

    • ニセ外人 ニセ外人 より:

      hotさんこんにちは

      自然で楽な時代はたしかに内倒が評価されてました(*^。^*)
      と、いうか内脚に乗ってストレートに傾くことをメインにしてたので、結果過度な内倒でも自然で楽では丁度いい滑りだったんですよね(๑•ᴗ•๑)
      その理論が崩壊して数年経ちましたが、現在はそれに誰も触れる事もなく、あれは一体なんだったのでしょうか(*^。^*)

  2. aoko より:

    ニセ外人さんこんばんは。いつも勉強させていただいてます。そして楽しく拝見しています。
    私はコブ斜面ばっかり滑っているおかしな?おじさんスキーヤーです(モーグラーになりたいけど技術が伴わないレジャースキーヤーといったところでしょうか)。
    団体には所属せず、仲間同士でコブを楽しんでいましたが、近年は仲間も雪山から離れてしまいましたので、もっぱら一人で滑っています。
    私の哲学(硬すぎ!)は、「楽しく滑る」=「雪質・斜面・場所・天候に関係なく板を意のまま操る」です。
    過去のブログでもおっしゃっていたようにSAJは基本は変えず、内足主導もひとつの方法としていればよかったのかもしれないですね。
    組織って強みもあるけど、違う方向にいったら修正は容易じゃないんですね(今の北朝鮮、戦前の帝国陸軍!)
    自分の思ってるところを好き勝手いいましたが、ニセ外人さんも今まで以上に歯に衣着せずブログ更新期待してます~(笑)

    • ニセ外人 ニセ外人 より:

      aokoさんこんにちは

      コメントありがとうございます(●’ᴗ’●)
      aokoさんもコブラーなのですね。自分も2019シーズンはモーグル板を購入してコブラーの仲間入りをしましたよ。
      そうそう、正に組織って間違った方向にいった場合修正が困難ですよね。SAJの教育部が正にその通りでしたからね(TεT)
      あの時代は本当に暗黒の時代でした。何度かSAJ教育部に意見書を提出したほどでした。
      偏った教程はノーサンキューです(*^。^*)

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