ハの字を完ぺきにする必要はない?

ski
いらっしゃーい
うな吉
うな吉

本日もニセ外人ブログへお越しくださいましてありがとうございます

さて、先日「基礎・基本なのか?初歩動作なのか?」という記事を書きました

そんな中、カリスマ指導者のKさんから貴重なコメントを頂きました
アリガトウゴザイマス
ボーゲンを極めに極めても、パラレルターンは上達しない とよく口にしています
とメッセージ頂きました
自分も全く同じ考えでして、ハの字の運動方法とパラレルの運動方法は違っていて・・・
ハの字を完ぺきにする必要はないと思ってます
たとえばハの字低速で「基本ポジション」とかやっても、実践では全くといって効果がないと思ってるからです
そもそも、ハの字低速で「基本ポジション」練習した人って無数にいると思うけど、それがきっかけで実践が上手くなった人っているのかな?
その練習が悪いとかではないんだけど、上級者がそれ以上の上達を目指してる場合は低速ハの字では意味がないと思うんだよね~
ここで、ちょっと別の角度から低速ハの字を見てみる

ハの字練習の良いところ

逆に低速ハの字の良いところを考えてみる
いくつか答えがあると思うんですけど、今回持論でいくつか挙げたいと思います
・まず、初心者には必要な技術
はじめっから高速で平行スタンスでは無理でしょうからね
・実践のためのバリエーショントレーニングをやるため
これはよくあるパターンだよね
・そしてもう一つ、指導者検定種目のプルークボーゲンのため
もしくは指導者が見本を見せるために練習する
思いつくところではこんな感じかな
こういった目的があるんだったら有効的です
話しは戻って・・・

上級者がプルークを極める必要は

じゃあ、上記以外で上級者がそれ以上の上達を目指してる中で、低速プルークを極めるのは必要か?

それは必要ないし、練習したところでなんも変わらない

 

ってのが持論なんだけどね

(これはマジ持論ですよ。ボーゲンや低速大好きな先生もいますけど、そっち派の人はそういう先生の持論も聞いてね)
やっぱね、プルークって両方のインエッジが噛んでるいわばハの字でしょ
パラレルってそうではなく 常に平行だよね
要はプルークって簡単なんだよね
生まれて初めてスキーをした人でもほとんどの人が30分くらいでできちゃうもの
ところが、パラレルという技術ってとてつもなく難しくって何日もかかる
年に数回しか行かない人だったら10年20年経ってもハの字は抜けきらない場合もあるし
また、どんなシチュエーションでも常にパラレルスタンスを維持するのは至難の業
たとえば自分は上級者だと思っていても、急斜面の切り替えで脚が開いて三角ができたり
また、コブでパカパカ開いたり、ハの字になったり
やっぱ、それってパラレルが未完成だからだよね
ぴんこ
ぴんこ

キャー、ヤメテー

運動能力にしても筋力やバランス能力にしても、スピード対応力にしても・・・何かが足りない
緩斜面ではみんな同じように平行にできるけど、ハードなバーンになると一目瞭然・・・・滑ってる
本人だってそれは分かってると思うんだ
低速ハの字の練習では何の解決にもならない、その逆をやらなければ
高速パラレルでの練習をメインにしなければ

まとめ

これは自分が上級者の指導として使ってるものなんだけど(研修会は別)
プルークや低速ってまずやらないです
この時のレッスンって、生徒さんを1列に並ばせて、「チョロっと滑っては止まって、またチョロっと滑って」の繰り返しになる
こういったレッスンは理屈っぽくなるし、なにしろ効果もないしつまらないから
やっぱりパラレルが主体となって高速で滑ったり、キレを重視したり、低い姿勢やクローチングを多用してます
まあ、指導法ってたくさんあるけど、その先生のコンセプトがはじめから分かっていれば
「この先生に教わろ~かな」「この先生じゃ上手くなれそうもないな」とか目安にもなりますしね
何はともあれ、低速ハの字はつまらないから嫌なんだよ~・・・・って記事でした

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