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基本は・・・

ski

ハロハロ

前回、前々回と外向傾は基本?違うでしょという記事を書きました

まあ、「外向傾命」の方からすれば、ニセ外人何言ってんのって感じでしょうけど

こういった記事も単に思い付きで書いてるのではなくて・・・・

長い間指導してきたから分かったもので、今までスキー界で基本だの言われ常識だったものが「これっておかしいぞ」と感じたからこそ

その一つが基本と囁かれる外脚荷重と外向傾だったんだけどね

イントラ生活が長かったので初心者だけでも数千人を指導してきたんだけど

そんな中、当初は外向傾真っ盛りの時期だったのでそれに沿って教えていた

しかしだ

初心者は不自然な窮屈そうな格好になる

やってるほうも見てる方も違和感アリアリだ

でもそんな彼らもちょっと目を離すと自由に滑り出しカラダを行きたい方に向けノビノビとターンしてるんだよね

ゲレンデをよく見ると、初心・初級者そして子供で外向傾作ってる人なんてまずいない

そう気づいたわけ

ましてトレーンをしてればこんな人も多いし

イメージ 1

外脚荷重や外向傾なんてなくたって曲がっていく

というより外向傾は邪魔だったんだよね

たしかに、我々は外脚荷重や外向傾は使ってます
(使う時と使わない時があるけど)

そういった事を考えると、上手くなったら覚えればいいことで応用の一つだなって痛感するわけ

指導員がそれをわきまえてないと、初心者に不自然な格好をさせそれがスキーをつまらなくしてる可能性もあるからね

・・・・・

あとね、ポジションについて

よく、知ったかぶった人が「いい位置に乗れ」とか言うじゃん

いい位置ってどこよ

真ん中?

いいポジションって固定されてるものなの?

真上から体重掛けろってどこよー

初心者はどこ乗ればいいの?

自分の経験からするとポジションって前にも後ろにもいくし、左右にも動くし、ましてや高くも低くもなるし、

真上から押せなんて言ったって内傾したら分かんねーし


そもそも「いい位置乗れ」って言って乗れるもんじゃないぞ

それこそ「上手く滑れ」って言ってるのと同じじゃん

そんな中、自分が初心者や子供を教えてて気づいた事があるんだけど

それは

初心者って腰が引けてるでしょ

それを「ポジションはもっと前に乗れとか、真ん中に乗れ」って言う人もいると思うんだ

言ってできるなら とっくにしてるよ

実は恐怖だけで後傾になるのではなく、他に大きな要因がある

知ってる人もいると思うけど、それは内股

過度にハの字でインエッジをしっかり噛まそうとすると内股になるよね

ブーツを履いて内股にして膝をまげると絶対後ろに乗る

いわゆるポジションが後ろだという事ではなくて

ブーツ履いて内股だから後傾で当然ってこと

それを直すんだったら「もっと前に乗って」じゃない

いっぱい滑ることによって過度にインエッジを効かすのを和らげていくという発想の方が正論だと思う


要は理論じゃない、滑ってナンボだ

これは上級者でもそうだけど、外脚のインエッジを効かせ過ぎて三角窓ができる人がいるよね

そういう人達も真ん中や前に乗れなかったりする

要するに過度にインエッジを噛ませると、膝が内側に入るので前方向に抑えるのが難しいんだよね

最後に

スキーの基本ってなんだろう

自分は敢えて理論づけしなくてもいいと思ってる

基本を理論づけしたがってる人って、何が目的なんだろう

誰かにやらせたいのかな?

そういう人って「人間が歩く」ことに対しても基本があるのかな?

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