ハロハロ
つーことで、本日の記事は「準指導員検定って大変なの?そして・・・」というタイトルで攻めてみたいと思います
実際、準指は大変?か大変じゃないか?というと・・・・大変だと思います
ただ、県連やクラブによって大変さがマチマチかなって思うんだ
準指検定は他の級別テストやプライズテストと違って1年に1回しか受験できません
受検本番は2月もしくは3月ですが、申込みは今の季節ですし、数回に渡る養成講習を受講しなければいけません
何よりも、自分の意思だけでは受験できずクラブなどの承認も必要です
合格したら合格したで、クラブや地域への貢献を約束させられる場合も多いです
こんな大変な思いをしなければいけないのに、年間1000人以上の方が受験しています
(平成22年度のデータでは1600人が受験してます)
でね、実際に合格して指導員資格を活用するか?といえば、そうではなく スキーの指導がしたいからではなく、技術の目標として取得される方が多いのが実情です
ここにツッコミを入れるつもりはなく、これはこれで有りだと思ってます
さて、次に「クラブなどの承認」という部分も考えてみたいです
これは準指申し込み書にクラブ長の印もしくは市町村連盟長の印が必要となります
(自分の県連は市町村連盟長の印です)
印がなければ受験できません
これが面倒臭いんだよね、「いい子」にしてないと印を押してもらえない(マジで)
受験者側からしてみれば、受験前年度そして受験年度は思いっ切り大変です
封建的な体質のクラブによっては幾つもの行事に参加しなければいけませんし
お中元やお歳暮なんかを送らざるを得ないところも現実にあります
また、合格すればクラブや県連の役員をやらされたり、ボランティア活動をやらされたり貢献活動を強いられる場合も多いです
だから大変なんです
ただ、これは一般スキーヤーや受験者サイドから見た準指導員検定です
一方、クラブや市町村、県連側から見た準指導員も考えてみなくてはいけないと思ってます
まず、大事なのは組織側も全員 どっかのクラブ員だという事
たとえば、準指導員を受験するという事は検定を運営する人がいます
その人達もどっかのクラブ員
もちろん好きでやってる人もいるし、嫌々やってる人もいるけど、少なくともこの人達がいなければ準指検定なんてできないし、そもそもSAJという組織が成り立ってません
準指検定と一言でいっても、ジャッジをする人、事務を担当する人、経理を担当する人、合格したら研修会を担当する人、何より組織を運営する人さまざまな人がスキー界の貢献活動をしています
また、各種講習会や地域子ども達のボランティアなど貢献してるのが、皆どっかのクラブ員です
そう、準指導員になるってこういう事なんです
自分の好きなようにスキーをして、何のしがらみも受けたくない場合はこんな面倒臭い公認指導員になっちゃダメ
また、クラブ選びも大事です
そのような面倒臭い役割を押し付けないクラブを選ばなければいけません
ただ、そういうクラブでも誰かが代表で県連なりSAJなりに出動しているから、クラブ員に押し付けることがないのです
「うちのクラブは楽だよ」という言葉の裏には、クラブの誰かが貢献活動しています
だから、どこのクラブでも地域連盟でも全員が何の貢献もしないって事はないです
・・・・
今日は準指導員というものを受験者側から、そして組織側から見た記事を書きました
自分の立ち位置によって片側からの目線だけになりがちですが、両方の目線の記事があってもいいのかな?って思いまして
今日は「準指導員検定って大変なの?そして・・・」という記事でした
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