バッジテストや検定についての続きです
受検する場所によって難易度が違ってくるのは、各県連、各スクール、各クラブなどで基準を合わせる事をしてないのが原因ではなかろうか?
誰が悪いとかではなくて、今の検定システムだと全国で基準を合わせる場がないんだよね
でも県連内を見てみると積極的に基準を合わせ、努力してるところもある
ある県連ではプライズは講習を受けた限られた検定員しかジャッジできないようになってる
そして検定には主催団体以外の第三者もジャッジに加わる
こうしたシステムを導入することで基準を統一させ厳正公平な検定会を運営している
また、ある県では室内においてもクリニックがしっかり行われてる
受検者の滑りをモニターに映し、検定員がスマホを使ってジャッジする
これなら一度に大人数の目合わせができる
自分もスクール常勤時代は近隣スクールの代表者が集まり、実践的なジャッジで評価を共有したり
また、他のスクールで行われた検定をビデオ撮りして勉強会を開いたりもした
やはり、こういった講習などを積極的に行い基準を合わせることが大事になってくるだろう
そして、クラブ検定について思うところがある
クラブ検定はそろそろ無くしてもいいのでは?
たしかにバブルの時代はスキークラブにもたくさんの会員がいて、クラブ内で検定を開催しても多くの人が集まって普及に繋がったと思うんだ
ところが今の時代、なにもクラブでやらなければいけない理由がない
検定はスクールにお願いしていいんじゃない?
やはり、クラブとかの身内で行う検定は厳正公平に思えないだよね
受験者と検定員が一緒にスキーに行って、スキーを教えて教わって、夜は一緒に宴会をして
・・・・となった場合、一番の問題はそれが厳正公平なのか?
現実問題として、スクール検定よりクラブ検定の方が取得しやすいのは事実
例えば、フィギュアスケートで好成績をとってもジャッジとプレーヤーが一緒にお酒飲んだりする仲だったら・・・
美術コンクールで入賞して、審査員と出品者に友達だったら・・・
けして、忖度が働かなくても、疑われる目で見られることすらOUTだ
現に「あの人に1級あげた」とか「1級もらった」なんて言葉がでてる
テストや検定ってあげたりもらったりしてGETできるの???
違うだろ
クラブ検定があったことでクラブ内で過剰な上下関係があったのも事実
それが基礎スキーを封建的閉鎖的にした一つの要因だったとも思われるし
これは受検者に非があるわけではなくて、ジャッジ側もしくはクラブ検定をこのような形で開催できるシステムに問題があったと思う
自分が思うに、もしクラブ検定をするならジャッジは第三者にお願いをしたり、検定はスクールで受検するのがベストだと思う
最後に・・・
採点スポーツはどうしても主観が多かれ少なかれ働く
現段階ではジャッジを信頼して委ねるしかない
やはりジャッジあってのスポーツだから
ただ、理想なのは検定システムが変わる事が望ましい
バッジテストも準指検定も全国どこでも同じ基準、そして誰が見ても厳正公平
そして検定員はもっと限られた人でなければ
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