今日は準指導員受験時にかかるお金の話です
準指導員受験って兎角お金がかかります
受験料、講習料、リフト代、宿泊費、交通費・・・・
受験するんだから新しくスキー板買わなくっちゃ・・ウエアも新しいのにしなくっちゃ
なーんて、考えたら30万~?は余裕にかかるよね
でもね、我が街で受験した人々が声をそろえて言うのは「準指は100万円かかる」だ
大袈裟でしょ って思うんだけど、この街の多くのスキーヤーが口にするんだよね
自分は長年常勤でスキー学校で働いていたので、準指・正指はその団体で取得しました
なんのしがらみもなく、経費も最低限のもので取得できたと思います
その後、実家のある○○県に移籍(今から20年ほど前)
そこで驚愕の事態が
何度も記事にしましたが我が街のスキークラブは宗教化していました
街には約10つのクラブが存在するのですが、一人の教祖様によって支配されています
教祖様には絶対です
心から崇めなければこの街のスキー界では生きていけません
下っ端、特に準指の受講生は教祖様の送り迎えはもちろん、スキー板をゲレンデまで運びます
バスでスキーに行く時は教祖様のストックを荷室に置くなんてバチあたりなことはしてはいけません
下っ端(準指受講生)が手に持って乗車します
部屋で脱いだウエアは下っ端がハンガーにかけます
みんなで食事をする時も下っ端は食べずに、ひたすら教祖様と参謀にお酌をしなければなりません
また、準指受講生は教祖様が参加する指導者研修会にお供して、昼食時の席取りやビールのお酌が義務付けられてます
この街の準指受講生ってみんなこんな事やってたの?・・・やってました
やらなければ受験できなかったし、そう洗脳されちゃってるんだよね
もちろん、移籍してきた自分も多くを強要されましたし
・・・・・
受講生は週末は泊まりでスキーに行くのだが、教祖様そして参謀をお迎えにいって・・・スキーを教えてもらい・・・地元に帰ってきたら毎回打ち上げをする
その多くの経費を受講生が負担する
だからこの街で準指を受験するには100万円かかったって事です
クラブと準指受験者の関係って一歩間違えれば宗教になる
また、気を付けなければ過剰な上下関係を作り洗脳してしまう
自分はこれを危惧しているんだよね
準指を受験するに当たって、決意表明を述べさせたり、クラブ行事に無理やり参加させたり・・・
あまり受験者を構い過ぎると、受験者の負担が大きくなり過ぎちゃう
なによりスキーってお金がかかるので、知らず知らずに受講者の経済的負担を大きくしてしまってる
受験者からそれを口で言えないので、先輩指導員が察してあげないとね
まだまだ、変えなければいけないしきたりはあると思うよ
今日は準指を受験するのに大金がかかるって話しでした
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