今日は指導員合格者人数などデータに関する話と指導員における「指導と受講」について記事にしたいと思います
いったい全国に指導員は何人いるのか?
正確な数は自分には分からないが、数年前にある会議で報告されたデータによると準指、正指合わせて約5万人って言ってた
さてそんな中、現在は年に何人位の(準)指導員が誕生してるのか?
正確なデータがあるのでご紹介します
2015年度(平成27年度)
準指導員合格者 712人
(もちろん全国でだよ ちなみに正指導員は376人)
多いのか?少ないのか?は分からないけどスキーバブル時代はこの3倍くらいの(準)指導員が誕生してたと思うんだ
さて、もうひとつ
2010年度(平成22年度)のデータもある
準指導員合格者 725人
(ちなみに正指導員は551人)
あら、新しく指導員になる人って近年変わらないんだね
年々大幅に少なくなってると思ったけど、下げ止まりしたのかな?
でね、一つ言える事があるんだ
それは受験者の平均年齢が上がったって言う事
別にそれが悪いとか言ってるわけではないからね
自分が準指を受験した時は20代の半ば
受験者の平均を思い浮かべてみると30代前半くらいだったような気がします
そして今・・
昨年度、わが所属団体の正指導員受験者の平均年齢はピッタシ50歳と言われてたのを覚えてます
また準指合格者に関しては40代後半です
たぶん全国でもこれに近い数字だと思います
これらトータルで見て言える事は、たしかに年々(準)指導員になる人は減ってはきているがある程度下げ止まった
ただ、新たに指導員になる人の平均年齢は確実に上がっているってこと
現在、「指導員検定を受験する人」ってスクールの指導員になりたいって訳でもなく、また多くのスキーヤーに指導をしたいから取りたいってことでもなく
単に指導員合格を目標としてる人がほとんどだと思う
これでいいのか?悪いのか?って言ったら、それはそれでその人の自由なんでいいと思うんだけど、指導をしない指導員は確実増えています
いや、受講する指導員が増えていますキッパリ
実はね、現在の基礎スキー界はこの構図があるからこそ成り立ってると思うんだ
良い意味で考えれば、資格を目指すために受講する→そして資格を取得
ここから指導をするのではなく、さらに技術向上のために受講する
年齢層が上がったのでお金や時間に余裕のある指導員が多いのでこの構図が成り立ちそしてスキー界を盛り上げてる現実がある
そもそも指導員資格を持った人が、全員教えてたら基礎スキー界のバランスがくずれちゃう
教える指導員にとっても、教わる指導員にとっても今の構図がベストなのかもしれないね
本日の記事は指導員合格者数と「教える指導員と教わる指導員」という話題でした
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