前回のつづき
さて、指導員資格の停止・喪失・復活ですが・・・
研修会に何年も出てなかった多くの指導員が2012~13年の救済措置により復活しました
(この方たちはSAJ会費はずっと払っていた・・・クラブには入っていた人対象だね)
そして、この復活作戦が終わったと思ったら、2014年度に新たな指導員復活作戦が決行された
それが、以前指導員資格は取ったけど完ぺきに辞めてた人への復活だ
クラブも辞めSAJ会費も払ってない人が対象だった
実はこれらを行った背景には推測できるいくつかの理由があると思うんだ
まずは基礎スキーの普及(衰退の抑止)だよね
(実際に普及するかわからないけど)
そして、もう一つ大事なのはSAJ(教育部)としての指導員の把握そして管理だ
これはたぶんだけど、全国にいる指導員で誰が停止状態か?誰が喪失状態か?管理できてなかったんじゃないかな?
そういったものを一旦データとして整理するためにもこれらの措置が行われたように感じる
そして、今後の指導員資格のルールはこうだ
今まで研修会に3年続けて出席しない場合は喪失の対象となったのが・・・この規約は削除された
簡単に言うとSAJ会費と指導員の登録料さえ払っていれば研修会に出なくても指導員資格は維持できる
詳しく言うと・・・
研修会には一応2年に1度出なくっちゃ資格は有効にならない
じゃあ、3年、4年、5年って出なかった場合
お金さえ払っていれば喪失にならない 停止が続くって事ね
例えば10年出なくてもお金払ってれば資格が停止しているだけ
復活したければ研修会に出ればいい その翌年からまた有効になる
と、まあこんな感じで指導員資格のルールに改革があり規約が変わったんだよね
そもそも、指導員資格の規約って何だろう?
やはり先生としての価値を保つためのルールなんでしょうけど・・・・
近年のルール変更は正直言って資格の価値を薄くした・・・が、指導員資格を留め易くしたって感じかな
今の時代だからしょうがないのかな
ここでひとつ言えるのは規約(ルール)によってスキーヤーは右にも左にも向く
ルールを決めるのは組織上層部の極限られた人だ
今回のような救済措置や資格のルール変更で多くの指導員がそれに従って右にならえする
検定種目の規約が変われば多くの受験者がそれに従う
理論が自然で楽となれば多くのスキーヤー皆が自然で楽に滑る
また、自然で楽はやめたって言えばみんなやめる
ひとつのルールが多くのスキーヤーに影響を及ぼす
基礎界を良くしていくのも悪くしていくのもルールを決めるあなた達の影響がデカいんだぜ
いいルール作りをたのむぜ
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